楽しかったー!
プレイ日記的には文句なしの内容でしたね。
プレイ自体にストレスがなく、ツッコミ所が満載という。
あととにかく良かったのはマップ。
グラフィックもそうですが、マップ作成を行った人は神です。
ちゃんと迷路してるのに、一度踏破したらその構造がちゃんと頭に残ってる。
私の脳味噌の容量にジャストサイズの規模と難易度。
こんなにやりやすくて楽しかったダンジョンは初めてかもしれません。
もちろん別の視点から見れば無駄な入れ替わりが多いですとか神像や傭兵が死にシステムとか多々ありますが。
死にシステムに関しては、もったいないだけで使わなければ別に邪魔になるものではありませんしね。
入れ替わりに関してはやっぱり数自体を減らした方がいいというのと。
あとテキストを修正するだけでも割とまともになると思うんですよね。
つまりハックロムでどうにかできるレベルの話。
戦闘バランスに関しても、経験値テーブルをいじるだけで充分なんとかなりそうな感じ。
それはそうと気になったのはバックストーリーですね。
最後のズール一味の話を聞いた限りでは、
・ズールは世界を創造する神。
・そこにズール一味以外の神々が勝手に住み着いて人間とねんごろになる。
・それが気に入らないから世界壊して新たに作り直す。
を繰り返してる感じなんですよね。
だとすると悪いのって人間側の神々なんじゃ……。
自分たちが開拓した土地なのに勝手に住まれた上に悪者扱いまでされたら、そらエキサイトしますわ……。
まあ確かにズールがいると人間には住みづらい世の中だったようではありますが。
あくまで人間は「ズールが造った世界を構成する一部」であって、世界の支配者でも何でもないのですからね。
魔物がはびこるのもこの世界では自然の摂理。人間の町を支配するのも破壊するのも、造物主なのだから仕方がない。
そもそもそうなったのは過度に逆らったのが多分原因。
そんな感想なんですよね、個人的には。
いずれにしても前作が気になる内容でしたね。
以前はグラを見て敬遠してしまいましたが、改めて触ってみましょうか『ミネルバトンサーガ』。