武術大会は5人抜きした者同士で優勝決定戦を行うという仕組み。
その5人の対戦相手は決して強くはないのですが。
いかんせんアリーナ姫1人で戦うというのが結構つらいところです。
回復は「やくそう」頼みなのですが、戦闘中に回復してもその回復量に近いダメージが敵から与えられる。
ので、戦闘中は「やくそう」を使わずに殴り合いだけで一気に削り切れるだけの強さが必要となります。
それは言い換えればある一定以上まで強くしさえすれば問題なく勝てるということ──なのですが。
事はそう簡単には行きませぬ。
5人目の対戦者であるベロリンマンは残像拳を使うので、攻撃が1/4の確率でしかヒットしません。
……1/4、ですよね?
なんか真ん中2体が本物の確率がやたら高いんですが。
どうせ確率なのだからと下手に選ばずにずっと連射を続けていたら。
結局
一度も攻撃がヒットしないままHPが緑表示の粋へ。
ああこれは一度負けて出直しかなと諦めかけたその時。
初めて当たった攻撃が会心の一撃でギリギリベロリンマンを葬ってくれました。
その後はデスピサロと優勝決定戦をする…はずだったのですがそのデスピサロが行方不明。
仕方ないのでアリーナ姫を不戦勝とする…と王様は宣言するわけですが。
長期に渡って延々と開催してる大会でいつ対戦者が出るか分からないのにずっと待機してろって
それ酷すぎません?ともあれその後お城に戻るとなぜか人間が全員消えている。
猫は無事のようですが、猫語が解る者がいるわけでもなく。
果たして何が起こったのか、その謎を探るという名目でこうして晴れてアリーナ姫は完全に自由の身となったわけです。めでたしめでたし。